レモンに日光は危険 [アレルギー]

美肌づくりにかかせない成分といえばビタミンC。ビタミンCと言えばレモンだが、みなさんは「レモンパックをして日光に当たってはいけない」ということを聞いたことがあるだろうか? もしかしたら、女性は聞いたことがあるかもしれない。

 その理由は、レモンに含まれる成分が日光と反応して、ウルシかぶれに似た症状を引き起こすからである。これはレモンに限らず、ライムやイチジクにも同じことが言えるそうだ。

日光のもとでライムを搾った姉妹が大変なことに
最近海外で、このことを知らなかった幼い姉妹が大変な目にあったそうだ。彼女らは直射日光のもとでライム搾りに夢中になった結果、手が激しくただれ、1カ月にわたり痛みに苦しめられることになったという。


二人の症状は「マルガリータ皮膚炎」
ノルウェーに帰国後、病院に直行した二人は緊急治療を受けることになった。診察の結果、二人の症状は「マルガリータ皮膚炎(MargaritaDermatitis)」であることが判明した。マルガリータ皮膚炎とはライムやレモン、パセリ、セロリ、ニンジン、イチジクによって引き起こされるという皮膚の炎症だ。これらの果汁が皮膚に付着した状態で日光を浴びると、ウルシかぶれに似た症状が起きるといわれている。1942年からその存在が知られている症状である。

レモンやライムの扱いに注意
二人の手は炎症により皮膚がただれてしまった。しかし医師の献身的な看護により、1カ月後には痛みに苦しめられることはなくなったそうである。医師によると、二人はまだ若いので、皮膚も十分に回復するだろうとのこと。とはいえ、二人は手の新しい皮膚を守るためにミトンで覆ったり、日焼け止めはかかせないという。




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